1975年、ストーブリ・グループは、営業および技術サポートのために新たに拠点を開設し、イタリア市場に参入しました。これは、イタリアには既に多くの繊維機械を導入しているお客様がいたこと、そしてその数は年々増加していたことから、こうしたお客様のニーズを満たすことが目的でした。
その後、グループの多角化戦略に沿うかたちで、繊維分野での獲得した経験が活かすことで、流体コネクタ、電気コネクタ、産業ロボットの各事業部もストーブリ・イタリアで取り扱うこととなりました。2007年にはさらに一歩進んで、イタリアのエレクトロニクスエンジニアリング会社Deimoに出資し、グループのエレクトロニクスエンジニアリング機能をさらに拡大しました。2011年、ストーブリ・イタリアはDeimoの買収により合併し、今日ではストーブリ・グループの製品群の一つとなっています。
現在、Stäubli Italiaは150人の従業員を擁し、カラーテ・ブリアンツァ (Carate Brianza) に本社を置いています。
Stäubli Italia S.p.Aの所在地
1975年: ビジネスおよび技術サポートの拠点としてブスト・アルシツィオ/ヴァレーゼに設立。
1980年: プラートにオフィスを開設。
1980年: 流体コネクタ事業部に関するビジネス活動を開始。
1984年: ミラノ近郊のカラーテ・ブリアンツァに移転し、製造工場としても操業開始。
1989年: ロボット事業部に関するビジネス活動を開始。
1999年: カラーテ・ブリアンツァの拠点を改装、拡張。
2002年: ストーブリ・グループが、 Multi-Contact社 (現在の電気コネクタ事業部) を買収。
2007年: Deimo SpAに出資。
2011年: Deimo SpAの買収により合併。